携帯電動ポンプFumpa miniをちょこっと検証してみました
パンクした際に空気を入れるポンプの話しですが、レースの場合Co2ガスや携帯ポンプを利用する人が多いと思います。
しかし、Co2ガスは馴れないと大体はガス漏れで失敗したら後がないので、2本持ちは必須。それでも不安がありますよね。
携帯ポンプは取付けても邪魔だし、走れる程度の圧までするには何百回もハンドルを押さなければいけません。時間もかかるし、腕もパンパンになり苦行のようです。
更にレース中では焦りまくり、集中力も切れてしまいます。それでも僕は確実性を重視し携帯ポンプ派でした。(レースでは両方持ちの事もありました)
今年、以前から欲しかった電動ポンプを夏に購入し、9月の伊良湖トライアスロンで使ってみる事にしました。
オーストラリアのブランド「Fumpa Pumps」、種類は3種類あり、大きさとパワーが違います。
今回購入したのは携帯性が良くて2本まで充填可能な「mini Fumpa」を選択 。
レースでは幸いにも出番がありませんでしたが、実際にどれくらいの能力があるのか検証してみました。
検証はチューブラータイヤの23Cで行いました。
本体の白いボタンがスイッチでら赤いランプが点灯し充電状況も分かります。
バルブに差し込みボタンを長押しして起動します。
作動すると「ブボボボー!」というかなり強烈な作動音(爆音)がします。タイヤ交やチューブ交換のメンテの時には、室内は避けた方が良いかもしれません。
ポンプは50秒で自動的に停止します。
そこで測定した結果は6.0BAR(87PSI)。
ちょっと少ないので、再度作動させ再充填。
2度目の充填では8.0BAR(116PSI)まで上がりました。ここまで入れば合格点かな。
いつも7.0BARくらいで乗っているので、2度目は20秒から30秒で良いかなと思います。
2回作動させたあと、本体はかなり熱を持ちます。(それだけ高速で動いているということですね)
バルブの部分はネジ式で外せるので、僕のFELT-IA10のストレージにピッタリおさまります。
USB充電なので長距離ライドにはモバイルバッテリーを持参すると安心ですね。
携帯電動ポンプは価格は高いですが、それだけの価値はあると思います。
これがあると安心してレースに集中できます。
あまり価格の安いものはお勧めしません。
他の機種で「PumPush(パンプッシュ)」というのもありますよ。スリーアールという日本製なので安心感あります。 Amazon価格10,990円(税込)