平取トマト農家アルバイト7日目 指先が冷たくて痛い!
今日は9時から、ビニールハウスの上に巻いてあるビニールシートを下ろす作業からでした。
シートは10年ほど使用できるので、冬場は骨組みの上部に丸めて紐で縛ってあります。
それを解くのは、高所作業の手慣れたのI農園のSさん。
僕とじいちゃんが、脚立で中位置にある骨組みに上り、シートを引っ張り下ろします。
端から引っ張り下ろすとシートがずれて、最後に位置が合わなくなるため、真ん中から両端に向けて徐々に下ろしていきます。
ばあちゃんは、せっせとハウス脇の除雪をして通路を作っています。
まず最初に浴びた洗礼は、ビニールに溜まっていた雪解け水が上から、ジャ~!!っと流れてきました。おかげでカッパの袖とお腹周りがビショビショです。
次からは慎重に作業、自分にかからないように水が流れてくる方向を誘導。
ある程度下ろしたら、下に降りて固定している黒テープを調整しながらピンと張ります。
次の作業は、下ろしたビニールシートを波型になったワイヤーのバネで骨組みに固定します。
これがまた大変な作業で、骨組みのくぼみにバネを親指で押しこみながらシートを挟んでいきます。
ゴム手袋は履いているんですが、薄手だったのでやっているうちに指が冷たくなって、更には痛くなってしびれてきた。
おまけにハウス脇に残雪があり、作業中に時々ズボッと埋まってしまう。
中間から端までの半分を付け終わったところで指先の感覚もなくなった。
一度出入口に戻り、もう一つあった厚手の防寒用ゴム手に交換。
これに代えてから、指は冷たいけど我慢できるくらいなで指もいたくない。作業効率が上がったかな。
サイドを一通り終えて、正面と反対側の出切口も固定。高い場所も固定が必要なので、高い脚立に乗りなるべくしわにならないように固定していくが、足場が不安定なので気をつけないと落下してけがをする危険があるので慎重に。
多少、たるんで余ったところもあるけど、これはハウスのアーチ形状に平面的なシートを被せているので仕方ない。
本日の作業はハウス2棟で終了でした(^o^)/
ちなみにここのじいちゃんとばあちゃん、80歳半ばですがメチャメチャ元気でバリバリ働いてます。自分の母親は、今年89歳だけど同じ歳の頃はもう介護施設で寝たきりで、しかもボケちゃって息子の顔も分からない状態だもんね。
北斗市の農家にも手伝いに行って、そこにも80歳過ぎのバアちゃんがいたけど、同じように元気だったな。見てるととても生き生きしてます。
ずっと好きな農作業やってることで健康を維持してるんですね。
自分も農作業に携わりながら、好きなトライアスロンをやっていたら、80過ぎても元気でいられるかな。